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Petcookの原点

Petcookの原点

一般的にペットフードは、私たち人間が「自分も食べてみたい」と思えるようなものではないかもしれません。

それには理由があります。

というのも、長年にわたりペットフードは「雑貨」として扱われ、人の食品とは異なる基準で製造されてきました。

数年前、私がペット業界に携わっていた頃、とあるペットフード会社の社長からこう言われたことがあります。

「ペットフードは食品じゃないし、犬はクレームを言わない。飼い主が満足すればそれでいいんだよ。」

想像もしていなかったこの言葉に、私は深い衝撃を受けました。

パッケージの安心感あるデザイン、信頼を感じるキャッチコピーが並び、「愛犬の健康のために」と選んでいたフードが、実はこのような考えのもとで作られていたのかと。

この出来事をきっかけに、フードの完成後の「見た目」や「納得させるためだけの言葉」ではなく、どんな食材から、どんな流れで、どんな想いを持つ人たちによって作られているのか、そうした背景まで見える、家族の健康のために心から納得できるごはんはないのだろうか。

愛犬のごはんの時間になるたび、心のどこかに小さな引っかかりと、言葉にならない不安が残るようになりました。

「愛犬にも、私自身が“これなら安心できる”と胸を張って食べさせられるごはんを届けたい」

その想いが、Petcookを立ち上げる原点となりました。

私たちが掲げるのは、「ONE・FOOD」という考え方です。

「ペットフード=動物用のエサ」として線を引くのではなく、家族の一員である愛犬にも、私たちと同じように、安全でおいしい食事を届けたい。

「犬だからこれでいい」ではなく、一つの命として、同じ家族として、同じ食卓を囲む。

私たちの食事と同じ衛生・品質基準で、愛犬の心と体を満たすごはんが、これからの“新しい当たり前”になることを心から願っております。

しかし、その想いを実現するまでの道のりは、決して平坦ではありませんでした。

全国130社を超える食品工場にご相談を重ねましたが、「ペット向け」という理由だけで断られることがほとんど。

どれほど想いや安全性を説明しても、乗り越えられない“業界の壁”があり、正直、心が折れそうになった日もありました。

それでも諦めず、同じ気持ちを持つご家族へ、そして多くのわんちゃんの笑顔を守るために実現させたいという一心で、進み続けました。

そしてついに、私たちの想いに深く共感し、ともに歩んでくださる食品工場と出会い、関係機関のご協力も得ながら、Petcookは“食品”として認可を取得。

さらに、約2年半におよぶ試作と研究のもと、素材の美味しさ・栄養を守るこだわりが詰まった独自製法にもたどり着き、Petcookを皆さまにお届けする準備が整いました。

これまでPetcookをご利用いただいた方々から、たくさんの嬉しいお声を毎日いただいています。

「ペットフードの概念が変わって、ごはんの時間が明るくなった」
「食に興味がないと思っていた、うちの子が毎日喜んで食べてくれる」

その一言ひと言が、私たちにとって、何よりの励みです。


愛犬と笑顔あふれる日常を守るために

「おいしいね」と分かち合える食事の時間。
愛犬がしっぽを振って、ごはんを楽しみに待ってくれる日常。
それは何気ない日常の中の、とても大切な時間です。

私たちは、皆さまのそんなかけがえのない日常を、Petcookを通して守りたいと考えています。

皆さまの大切な愛犬との日々の食卓が、
より健やかで、より笑顔があふれる時間となりますように。

そんな願いを胸に、今日も私たちはPetcookをお届けしています。